グラフィックボードの寿命を延ばす努力をしよう!

現在のバージョンではRTXシリーズ、GTX16XXシリーズの全てが私の確認した方法ではファンコントロールが出来ないようでした。

RTXシリーズ等の新しいカードでもファンコントロールが可能なバージョンがリリースされたようです。

前のバージョンのファイルが残っていると新しいバージョンをインストールしてもファンコンが使用できない状態になるようでしたのでしっかり昔のバージョンファイルを削除してからインストールしてみてください。

 

「グラボ 寿命 延ばす」の検索で来られる方が多いようですが、あながち間違いではないと思います。
通常使用であればグラボに負担はそこまでかからないので、寿命を気にせず壊れるまで使い続けることが出来るかもしれませんが、

パソコンでゲームをしていると特に元気よく爆熱になったりするグラフィックボード。
グラフィックボードの役割は主に描画処理をする時に活躍してくれるパーツなので、動画を見ている時や画像編集や動画編集、
ゲームをしている時は、なにかとバリバリ頑張っている為、発熱量が凄いことになってしまいます。

特に制限をかけない場合は、グラフィックボードは要求に応じて自分の限界値まで性能を発揮してくれますので、当然比例して温度も消費電力もグングン伸びていきます。

グラフィックボードの型番やメーカーによっては、ファンの個数等が違うため冷却性能に差が生じますが、頑張らせた際に生じる温度上昇を完全に防ぐことは難しいです。そこでフリーソフトを使用して少しでもグラフィックボードの最大消費電力や周波数、ファン速度等の設定を変更して負担を軽減させてみました。

注意:使用する際は自己責任にて行ってください。
また、オーバークロックによる故障はメーカーでの保証は原則対象外になってしまいます。

各メーカーからもグラボの動作を設定するソフトが出ていますが、今回はツールソフトが無い型番でもある程度カバーできるソフトを選んでいます。

使用するソフト:MSI Afterburner(https://www.msi.com/page/afterburner)

PowerLimit(%)最大消費電力の数値です。
TempLimit(℃)設定温度に達した際に周波数が下がります。
Coreclocks(Mhz)GPUの本来の性能の数値から下げたり上げたりすることでパフォーマンスを変更できます。
MemoryClocks(mhz)GPUの本来の性能の数値から下げたり上げたりすることでパフォーマンスを変更できます。
Fanspeed(%)自動ファン制御プロパティ項目でファン制御を有効にした場合温度に対してファン速度をコントロールしてくれます。

 

インストールが完了して、AfterBurnerを起動させると下記の画面が表示されます。

windowsが立ち上がった時から監視をしてもらいたい場合は、画面左下のwindowsアイコンを押せば適用されます。

画面中央部にある、歯車・更新・チェックマークの3つがあると思いますが、歯車を押してみましょう。

インストール初回時はこのような状態にはなっていないはずです。

全体的なプロパティ項目のWindowsと一緒に起動/最小化の状態で起動にチェックを私は入れています。

安全上のプロパティ項目のEnable4つあたりが全て未チェックの状態になっている場合もあるのでチェックが入っているか確認します。

 

ファンタブに移行してみましょう。

ここでは、グラボの温度に対してファンの回転数をどれ位上げるかを設定することが出来ます。

あくまで私の場合は、上記の設定になっていますが、グラボのファン数やゲームタイトル等によっても負担が大きく変わってくるので温度を見ながらファンの回転数を上げてあげて高温になるのを防いであげれたらと思います。

ユーザーソフトウェア定義による~にチェックを入れることで有効化が可能になります。

設定が反映していることを確認できたらメイン画面へ戻ります。

PowerLimitを90%(自由)に設定して、TempLimitを65℃(自由)程度に設定してチェックマークボタンを押して反映させます。

全ての設定を変更し終えたら、現在の状態を保存しておかないと起動毎に設定をし直さないといけなくなってしまうので画面右部にある、フロッピーのようなボタンを押します。

そうすると、1・2・3・4・5が点滅するので好きな場所をクリックします。そうすることで設定を保存することが出来ます。

 

powerlimitの値は、デフォルトで100%になっている状態から90%に下げて運用しています。
この値を変更することによって、最大消費電力が抑えることが出来て、それに伴いグラフィックボードの温度、ファンスピード等も下げることが出来ました。ファンスピードを制御している場合は、温度に対してファン回転数が変動するので、温度の上昇は抑えることが出来ますが、その分ファンのベアリング消耗度の悪化は否めないのですがたかがファンなので、グラボの性能が根本的に壊れてしまうよりは、ファンの軸ズレによる異音だったりが殆どです。またその異音もある程度であれば逆に高回転数で回すと軸のブレが無くなり音が消える場合もありました。

powerlimitを下げる→消費電力が減少しそれに伴い温度、ファンスピードも下がりグラフィックボードのコンデンサやファンのベアリング等の寿命を延ばす効果は上がったと言えるでしょう。(ファン制御を有効化しない場合)

だったらこのPowerLimitの数値を最大限まで下げればいいのでは?と思った方もいるかと思いますがそうすることによりゲームなどの重い負荷をかけた際にグラボ本来の性能が出しきれないため、カクついたりその他不具合が生じる場合がある為、自分にあった量を少しずつ調整しながら下げる必要があります。

100%と90%を比較すると、性能をFF14ベンチマークで動作させた際のスコア、消費電力、温度、ファン速度、を考慮すると90%時でもそこまで大幅にベンチスコアが下がることなく消費電力、温度、ファン速度を下げることに成功したので個人的な意見としては75~90%をおすすめします。

100%と75%の設定時のベンチマーク測定中の消費電力が、300~350と50Wも差が出ている事が確認できました。

消費電力なども気にされている方であれば、ほんの少しpowerlimitを下げるだけで大幅に節約できるのは大きいですよね。

i7-9700K+GTX1080Ti
システム電源プラン・・・バランス(推奨)
Nvidia3D設定の管理・・・クオリティ&最適電力
75%・・・18884
80%・・・18993
85%・・・18938
90%・・・19142
95%・・・19120
100%・・・19165
一度の測定なのでスコア自体が300程度はどうしても前後してしまいます。

※FF14紅蓮のリベレーターベンチマークにてPowerLimitの値によるスコアの比較は下記になります。

ファンコントロール以外でもグラボの稼働を少しでも抑えることが出来るように見直すことが出来ます。

例えばゲームをする場合であれば、垂直同期を入れることで強制的に60FPS等になりますが、垂直同期を入れないとグラボのパワーをマックスに使用して稼働してしまうので特別な理由がない限りは垂直同期にチェックを入れてパワーを抑えてあげるのも効果的です。