ちょっとの部分をどう考えるか【SATA規格速度比較編】

「SATA 速度 比較」で来られる方がかなりいらっしゃるようだったのでちょこちょこ編集。

SATAとは、Serial ATAサタ等と言われるSSD,HDD,ドライブの規格の事を言い、この規格の前に主流だったIDEという規格もあります。
時代が進むにつれ、この規格も進化を遂げ性能が飛躍的に上がっています。主に性能面では転送速度等の最大数が違っていて、

SATA 1・・・1秒間に150MB
SATA 2・・・1秒間に300MB
SATA 3・・・1秒間に600MB
とそれぞれの規格によって転送速度が異なってまいります。

SATA以外にも現在では、M.2 mSATA等の規格もありますがその性能を十分に発揮させるにはマザーボード等のパーツがその規格に対応しているかどうかも重要になっています。

それぞれの規格でやはりメリット・デメリットが当然ある訳で今回はその紹介をさせていただきたいと思います。

現在中古パソコンを含めて市場に主に出ているSATA規格はSATA2と3になると思います。

お客様からもよく昔のマザーを使用しているせいでSATA3を使いたいけれども諦めているんだ。とご相談をいただくこともありますが、

日常使用で使う場合や、オンラインゲームを程よくプレイする方、画像編集や動画編集を程よく作業する方であれば、そこまでSATA2と3に固執しなくてもいいと思っています。

当然企業からの作成案件や修理依頼をいただくこともありますが、企業の場合だと昔から使用しているプログラムマシンがXP時代でオフライン作業などで使用されることが多いためSATA3等へ移行するのはとんでもなく移行作業を考えると億劫ですよね。

勿論作業効率等を気にして、数%の僅かな転送速度の影響で仕事などの時間短縮が出来る場合などであればSSDでの作業をすれば良いわけであって、仮にバックアップ速度を気にしているのであればそこは少しの速度よりも安全にバックアップが出来るかどうかなのでこの際速度を割り切るのも大事だと思います。

ゲームをプレイする場合もそうですが、私自身オンラインゲームで大会などに参加し優勝などをしたり、常にランクに名前が入っている程度の実力でしたが、そんな私でもSSDは一切使用せず快適にプレイしていました。

またゲームによってはSSDとHDDの読み込み速度がほぼ影響しないタイトルも存在します。

SSDにすれば、全てのゲームタイトルの読み込みが高速になるわけではないのです。

話がそれましたが、オンラインゲームを重点的にプレイする方であってもHDDよりもSSDを採用すると思うのであまりSATA2と3に固執する必要はないんですよね。同様にSATA2環境でSATA3規格のSSDを使用した場合でもSATA3環境にSATA3規格のSSDを搭載させた際の比較をしてもそこまで体感で判断出来る程の実感はあまり感じられないかもしれません。

 

勿論、SSDでもHDDでもSATA2に接続するかSATA3に接続するかで転送速度が違ってくるためSATA2環境であれば下がることは間違いありませんが、通常で使用する場合はその変化を劇的に体感する事は少ないということです。

一般的に使用をして体感で実感できるのは、SSDからHDDに変えた時だと思います。

 

先日時間があったのでSATA2,3の規格にSATA2と3をそれぞれで接続した際の比較をしてみました。

時間の都合上何時も通りざっくり検証したので、HDDの回転数や、検証試験回数を1回、1GBで試験しておりますので当然変動はあると思いますのであくまで参考までに。時間があるときに測定し直しておきます(._.)

SATA2規格のHDDはseagate-st31000528asを使用

SATA3規格のHDDはseagate-st1000vm002を使用

SATA3規格のSSDはKIingFast-2710DCS23-120を使用

因みにSSDの転送速度は下記になります。

データ転送速度 最大読み込み400MB/秒
最大書き込み390MB/秒

 

SATA2にSATA3規格のSSDを接続した場合・・・

SATA2にSATA2規格のHDDを接続した場合・・・

SATA2にSATA3規格のHDDを接続した場合・・・

 

SATA3にSATA2規格のHDDを接続した場合・・・

 

SATA3にSATA3規格のSSDを接続した場合・・・

SATA3にSATA3規格のHDDを接続した場合・・・

SATA2SSD(R/W) SATA3SSD(R/W) SATA2HDD(R/W) SATA3HDD(R/W)
SATA2 118/107 157/156
SATA3 258/239 386/382 112/98 155/153

 

番外編(携帯のストップウォッチで電源ボタンを押した時点からマウスが動いた時点までの時間を測定)

動作環境は、Windows7 pro 64bitをクリーンインストールして、ドライバーを全て適用させて、windowsの更新が溜まっている状態、

SATA2にSATA3規格のSSDを接続した場合のwindowsまでの起動速度/34:64

SATA3にSATA3規格のSSDを接続した場合のwindowsまでの起動速度/38:69

SATA2しか対応しないマザーボードにSATA3拡張ボードを使用してSATA3として使用した場合/38:23

 

電源ボタンを投入してからSATAプラグを今回の検証に当たり外していたりしていたため途中でF1とOSの選択をさせるエンターキーを押す作業がありましたので若干の誤差は出るかもしれないですが、まだまだSATA2大奮闘していますね。

 

何故かSATA2環境のほうがSATA3よりも起動速度が上がったのは気のせいだと思いますが、

SATA2と3の転送速度の差が、1秒間に128Mbの転送速度と大分差が出ているにも関わらず、起動速度として考えると誤差がほぼ無いことが分かるかと思います。

 

勿論起動速度で比較する場合は、高速起動を設定しているかどうかでも変わってきますが、根本的には使用しているハードの環境(CPU、マザーボード、メモリ、SSDetc..)やサウンドカード、USB3.0やSATA3拡張カードを搭載している場合、OS、インストールしているソフト、特に自動で電源投入時に実行するソフトウェアでも大きく変わってきます。

ウィルスソフトなどが常駐するソフトが分かりやすいと思いますが、

環境が悪ければ、いくらSATA3でハイスペックのパソコンを使用していても本来100%のパフォーマンスは出すことは出来ないと思います。

まずは、規格を悩む前に使えないソフト等や不要な常駐はチェックを外して、パソコンの読み込む負担を少しでも減らしてあげましょう。