余っているパーツが有ったので今回のテーマは「夏に向けたポップなPC」ということでDIYMODPCを作成してみました。
スリーブケーブルの種類を豊富にご準備している中でも特に際立って不人気なカラーバリエーションのこちらの商品。
私はどちらかと言えば、女性が好むような色合いやバイオレットピンクやフラミンゴピンクなどのピンクデザインが大好きなのですが、
パソコンを購入されるユーザーの割合的にどうしても男性が多く、緑色や橙などのスリーブケーブルは売れるのですが、如何せん女性向けのスリーブケーブルの在庫が大量に毎回余っている傾向があります。
まぁ桃色は何故か男性・女性不問で人気があるようですが・・
ということで今回は夏に向けて不人気なカラーバリーエーションを活かせるPCを作ってみたいと思います。
今回使用したケースは、こちら。
恐らく国内での販売はされていないかもしれませんが、全体が白の基調で可愛いのですが、
フレームの色が黒色になっているため、ちょっと何とかしたいなという所。
今回はそのデメリットを何とかテーマカラーにしていきたいと思います。
もくじ
・PCケースのリベットを外して分解塗装をしよう
まずは、黒いベースのフレームを全て取り外さないと塗装が出来ないため、PCケースに付いているネジではなく、
リベットと呼ばれる留め具を全て外していきます。
荒いやり方で外す場合は、電動ドリルや電動ドライバーでリベットの中心部分に穴を開けて貫通させると、
物理的には外すことができる状態になっています。
電動ドリルや電動ドライバーを使用して、リベットの皿中心部に凹んだ穴があると思います。
その中心部よりも小さいドリルで穴を開けてもいいのですが、それだとリベットが上手く外せないので、
最終的にはリベットの外周部分よりも少し小さいドリルで穴を開けてあげると上の皿がキレイに外すことが出来る確率が上がります。
専用工具に「リベット外し」があるのですが、これはハンマーやドライバーの持ち手部分などを使用して叩く事になるのでかなり慎重に叩かないと結果的にフレームが歪んでしまうので注意が必要です。
ただし、フレームが歪んでしまっても材質が弱い場合には手で修正できるのでそこまで悲観する必要は無いかもしれませんが、裏を返せばすぐに折れ切ってしまうという可能性もあるということ。
あんまりリベットが外れないからと言ってフレームとフレームをグリグリやってしまうと簡単に折れます。
予算的にも余裕が無く、そこまで壊れることを恐れない場合には、電動ドリルとペンチをオススメします。
PCケースのフレームを塗装しよう
リベットを全て外してバラバラにすることが出来たら次は塗装の準備に入ります。
フレームに油汚れなどは恐らく付いていないと思いますが、付いていたら汚れを落としましょう。
付着物である、油汚れやゴミ、ホコリなどは簡易的にエアダスターで飛ばしても構いませんし、
あまりにも傷などが多い場合には、耐水ペーパーなどで研磨して塗着効率を上げる必要があります。
私の場合は、ある程度エアダスターやエアブローで表面のホコリやゴミを除去したあとに、
染めQのミッチャクロンマルチを塗布するだけにしています。
染めQは様々な材質に対応可能で、なおかつペーパー研磨が不要なプライマーなのでオススメです。
ミッチャクロンマルチスプレー染めQテクノロジー 420MLスプレータイプ
塗装したくない場所にはマスキングテープ等で養生して上げる必要があります。
今回は、特にこだわりがないため、ラッカースプレーでの塗装をしたいと思います。
100円ショップでも手軽に手に入りますが、値段と容量と吹出口の観点から、
個人的にアサヒラッカースプレーが好きです。
吹き付け始めは対象物よりも前、吹き終わりは対象物よりも後を意識して、同じところを何度もスプレーせずにとりあえずは1番上から1番下まで吹き付けて、乾燥させます。
それを何度も繰り返しているとキレイな発色になってきます。
アサヒペンラッカースプレー スカイブルー(420ml)【アサヒペン】
マザーボードを塗装しよう
メインボードのマザーボードは前提として壊す覚悟を持って塗装に取り組んでください。
何十枚もラバースプレーやラッカースプレー等を使用してマザーボードを塗装して、Windowsのインストール、ドライバーインストール、ベンチマークソフトにて1時間負荷をかけても問題ありませんでしたが、通常の使用方法ではありません。メーカーに指示された使用方法ではないため保証も対象外となります。
PCケースで使用したマスキングテープを使用して、端子の接続部分をテープで覆います。
前回は、黒いマザーボードを白色にしましたが、今回も最初は白が可愛いので白で行きたかったのですが、
黄色にしてみました。
電源ユニットを塗装しよう
今回は、電源ユニットの外装部分も塗装していきます。
塗装の前準備はPCケースやマザーボードと基本的に同じです。
外装を取り外すには、電源ユニットのネジをドライバーで外すとカバーを外すことが出来ます。
この時にケースファンが一緒に付いている場合があるので、付いている場合にはファンコネクタを基盤から外してください。
ケースファンを塗装しよう
通常であれば、リモコン付きのRGBケースファンを採用しているのですが、今回はテーマカラーに近い色を選択したいので、スケルトンのケースファンの在庫を使用して、白に塗装しました。
グラフィックボードを塗装しよう
恐らくPCを自作で作られている方やオーダーで注文をいただく際に質問をいただくのですが、
グラフィックボードのカラーバリエーションって結構派手なものはなかなか無いですよね。
マザーボードだと頑張って白色が国内であるかどうか、海外だと色物系は結構あるんですが、なかなか国内には色物が出てこない傾向があるようです。
グラフィックボードもその1つですが、最近のRTX世代だとどのメーカーもRGB以外にもカラーにも気を使うグラボが多くなってきた気がします。
特にそんな中でカラーが豊富だなぁと思うメーカーは、
白色を好む方であれば、玄人志向さんだったり、ピンクなどの珍しい色であればGALAXさんあたりですかね。
Leave feedback about this