【2019】おすすめ無線ルーターのピックアップ比較と無線ルーターの機能の説明

ネット時代の進化は凄まじく、当時であれば有線LAN接続以外はゴミだ。と一部で言われている位に無線接続での環境はあまり良くないものでしたが、現在は技術がかなり進歩しており、魅力的な無線ルーターが揃っているため、無線ルーターでお悩みの方がいらっしゃれば少しでも今回の記事が参考になればと思っております。

今では新しい規格も増えたこともあり、現在の無線環境を比較しながらおすすめのルーターをピックアップさせていただきました。

 

高額な値段まで出せるようであれば、ax規格を搭載している ASUS RT-AX88U

値段を最優先の場合には、 NEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CR

少し値段は張ってしまうけど、性能が高い無線ルーターを選びたい方は、 BUFFALO AirStation WSR-2533DHP2-CB

 

IPv6に対応しているかどうかをチェック

最近光回線を契約した方であれば、そこまで気にする必要は無いかもしれませんが、IPv4を使用している場合は回線速度が遅い場合があります。

取り敢えず、実際に自分のIPを確認するため、以下のリンクで確認することが可能です。

リンク先はソフトバンク光さんのIPv確認ページです。

https://ybb.softbank.jp/member/yf/ipv6-4judge.html

IPv6になっていれば、回線速度の低下の要因の1つは払拭できたので問題ないと思いますが、IPv4と判定が出た方は、IPv6の方と比べてしまうと回線速度が遅くなる場合や安定しない場合があります。

その場合には、光回線の契約のプラン自体がIPv6に対応していない場合は、プランの契約を変更する必要があったり、

お使いのルーターが対応していない場合には、V6+またはIPv6対応のルーターを購入する必要があります。

一度ご自分の環境がどちらに設定されているか調べてみましょう、PCのネットワーク設定の変更でIPv4とIPv6の確認が出来ます。

Windows7の場合であれば、Windowsマークを押していただき、コントロールパネル→ネットワークと共有センター→アダプターの設定の変更→

私の場合は、ローカルエリア接続のみが表示されているため、その上で右クリック→プロパティ→画像の画面になります。

 

画像の画面で見て、バージョン6にチェックが入っていないとIPv6対応のプラン、ルーターを使用していてもIPv4で動作します。

因みに、IPv4やIPv6は何ぞやということですが、

単純にIPv4の規格では32ビット(およそ43億台のPCがインターネットに直接接続出来るイメージ)のIPアドレスを使用していますが、インターネット社会が加速したおかげで、需要過多になりIPv4が枯渇してしまったのでもっとIPアドレスが枯渇しないように128ビット(およそ340澗台のPCがインターネットに直接接続出来るイメージ)でセキュリティが強化されたIPv6に移行しよう!となりました。IPv6は128ビットと大変長い数字を使用しているので、枯渇することはほぼ無いとされています。

さておき、プロバイダやインターネット高速化を見ているとIPv6に変えたらIPv4よりも遥かに高速化した!ということで私も実際にIPv4とIPv6の回線速度測定を実施してみました。

使用した速度測定サイトは、http://netspeed-tokyo.studio-radish.com/index.html になります。

測定した環境が劣悪なので何とも参考にならないかもしれませんが、どちらかと言うとIPv4の方が今回は高くなってしまった為、高速化するとは言えませんでしたが、IPv6の特性から、IPv4の様に回線が混雑した中で回線速度が低下する減少をIPv6では回避することが出来るため、高速化というよりは安定した回線速度の維持が可能になることは間違いないと思われます。

 

下り(Mbps) 上り(Mbps)
IPv4 656.3 426.3
565.7 601
408.2 463.7
391.6 399.2
Ave. 505.45 472.55
IPv6 737.8 99.62
682 471.6
740 519
372.8 542.8
298.4 281.3
584.1 179.9
223.2 470.9
267.4 752.3
Ave. 488.2125 414.6775

無線LANの規格と比較

何でもかんでも適当な無線LANアダプタやWifiルーターを使用すればいいわけではなく、無線LANやWifiルーターにも最大転送速度がメーカーや規格によって異なります。

因みにWifiも無線LANの規格のひとつですのでどちらかと言えば、wifiと言わずに無線と呼ぶのが分かりやすいのですが今だと各地にWifiスポットがあるのでWifiでも通じ易くなって来ていますね。

今だとゲーミング用無線ルーターなんてものも販売されている時代になったものですが、昔は無線LANの通信速度が低かったため、無線でゲームに参戦するとラグアになってしまい、無線でゲームするなというパワーワードが出来たくらいだったんですよ。

有線LANケーブルにはカテゴリがありましたが、無線LANにも当然規格が御座います。

規格 周波数帯 最大通信速度
IEEE802.11b 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g 2.4GHz 54Mbps
IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
IEEE802.11n 2.4GHz 600Mbps
5GHz
IEEE802.11ac 5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ad
(WiGig)
60GHz 6.8Gbps
IEEE802.11ax 2.4GHz 9.6Gbps
5GHz
周波数帯 特徴
2.4GHz 【メリット】
壁や天井などの障害物に強く、離れた部屋でも比較的通信が届きやすい
【デメリット】
同じ周波数帯を利用する機器が多いため、電波干渉により接続状況が不安定になったり、通信速度が低下しやすい
5GHz 【メリット】
無線LAN専用の周波数帯のため近隣住居や他の家電製品の電波干渉を受けにくく、接続状況が安定しやすく、通信速度の向上を見込める
【デメリット】
壁や天井などの障害物に弱く、2.4GHzより通信距離が短い
60GHz 【メリット】
あまり使用されない周波数帯のため、近隣住居や他の家電製品からの電波干渉を受けにくい
【デメリット】
5GHz帯より障害物に弱く、通信距離も10メートル程度と短いため、別室や屋外で利用する通信端末には不向き

「11a」・「11b」・「11g」・「11n」の規格よりも速い速度で通信が可能な「11ac」・「11ad」・「11ax」という規格は、他の規格に比べて一度に運ぶ情報量が多いため、無線通信の転送効率が向上します。

光回線などの高速通信をご利用の場合は、「11n」以降の規格に対応した無線LANルーターや無線LAN子機(パソコンやタブレット端末など)を使用すると、より快適にインターネットを楽しめますよ。

また、電波での通信時に利用する[周波数帯]も規格ごとに異なります。
Wi-Fi製品(※)では「11a」・「11ac」は5GHz、「11b」・「11g」は2.4GHz、「11ad」では60GHz、「11n」・「11ax」は2.4GHzと5GHz両方の周波数帯に対応しています。

フレッツNTT西日本さんHP Q. IEEE802.「11b / 11g / 11a / 11n / 11ac / 11ad / 11ax」って何?より

 

マニアックな話になると、総務省さんの電波利用ホームページでは各周波数帯ではどのようなものが使用されているのか確認できるので引用させていただきたいと思います。


上記の周波数帯では、2.4Ghzが含まれています。


上記の周波数帯では、5Ghzが含まれています。

引用:使用状況の詳細(平成31年3月1日現在)

規格表から見ても分かる通り、下に行けばいくほど通信速度がかなり向上しているのが分かります。

周波数帯が2.4Ghzの場合は、無線LAN以外にも同じ周波数帯で使用されている製品が多くあるため、周囲数百メートル圏内で同一周波数帯の製品が同時に使用された場合には電波干渉が発生し、動作が不安定になることが懸念されます。

例えば電子レンジも同じ2.4Ghzの周波数帯を使用しているため、どちらも使用した際には出力の小さい無線ルーターが不安定になり、通信がプチプチ途切れてしまったり、支障をきたしてしまう事があります。

その他にもブルートゥースも同様に2.4Ghzの周波数帯を使用しているため電波干渉には注意が必要です。

また、Wi-fiの電波の届く距離は数百メートル程あるため、電波干渉が発生するのは家の中だけではなく家の外の環境にも影響されることに注意してください。調子が悪いけど家の中は問題無い場合は大抵家の外が問題の場合もあります。

そうした際はやはり干渉されにくい5Ghzの周波数帯を使用するのがいいかもしれませんね。

IEEE802.11ac 5GHz 6.9Gbpsまたは、IEEE802.11ax 5GHz 9.6Gbpsがオススメです。

※但し、IEEE 802.11axに関しては無線ルーター自体の販売数も現時点では非常に少なく対応できる端末も少ないことから動作に安定性が無いためaxを視野に入れているのであればここは我慢してある程度axが安定してきてから買うことをオススメします。

IEEE802.11adとIEEE 802.11axに着目してみる

つい最近までの主流はac規格が最先端でしたが、現在では新たにIEEE802.11adや、IEEE 802.11axと呼ばれる規格も登場しています。adとaxの規格と周囲の対応状況についてですが、現時点ではそもそもaxとadの規格が使用できるルーターが少ないことや、端末機器側でaxとadの規格を使用することが出来る端末が大変少ないためac規格の無線ルーターで大丈夫です。

例えばiPhoneは人気の端末ですが、現在の時点では以下の規格しか対応していません。

iPhone
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone SE
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
Wi-Fi 802.11a/b/g/n
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPhone 4S
iPhone 4
iPhone 3GS
iPhone 3G
iPad
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
iPad Air(第3世代)
iPad mini(第5世代)
12.9インチiPad Pro(第3世代)
11インチiPad Pro
iPad(第6世代)
12.9インチiPad Pro(第2世代)
10.5インチiPad Pro
iPad(第5世代)
9.7インチiPad Pro
12.9インチiPad Pro(第1世代)
iPad mini 4
iPad Air 2
Wi-Fi 802.11a/b/g/n
iPad mini 3
iPad mini 2
iPad Air
iPad Retinaディスプレイモデル
iPad mini
iPad(第3世代)
iPad 2
iPad

出典:SoftBankさんHP[iPhone/iPad]iPhone、iPad で利用できるWi-Fiの規格を教えてください。

 

IEEE802.11adとIEEE 802.11ax対応機器及び端末状況

IEEE802.11adに対応している無線ルーターと端末機器

▼国内販売で恐らく唯一IEEE802.11ad規格に対応した無線ルーター

国内販売または国内モデルでIEEE802.11adは私が調査した範囲ではありませんでした。

海外モデルになってくるとAcerさんのTravelMate P658/P648/P238/P446モデルや、ASUSさんのZenFone 4 Pro(海外モデル版のみ)とそれでも対応機器はまだまだ少ないようです。

IEEE802.11axに対応している無線ルーターと端末機器

国内販売で展開しているのはNETGEARさんとASUSさんの2メーカーで展開されているようで、現時点で調べる限りでは無線ルーターは5製品が該当しました。

その中でピックアップさせていただいたのがこちら

5アイテムの目立った機能に絞って比較してみました。

メーカー 型番 利用台数 転送速度(5GHz) 転送速度(2.4GHz) ストリーム数
NETGEAR Nighthawk AX4 RAX40-100JPS 16台 2400Mbps 600Mbps 4
ASUS RT-AX88U 21台 4804Mbps 1148Mbps 4
NETGEAR Nighthawk AX8 RAX80-100JPS 不明 4800Mbps 1200Mbps 8
ASUS ROG Rapture GT-AX11000 120台 4804Mbps 1148Mbps 4
NETGEAR Nighthawk AX12 RAX120-100JPS 不明 4800Mbps 1200Mbps 8

 

メーカー 型番 有線LAN(HUB)ポート数 IPv6 NAS メッシュWi-Fi
NETGEAR Nighthawk AX4 RAX40-100JPS 4 ○ USB端子x1
ASUS RT-AX88U 8 ○ USB端子x2 ○
NETGEAR Nighthawk AX8 RAX80-100JPS 5 ○ USB端子x2
ASUS ROG Rapture GT-AX11000 4 USB端子x2 ○
NETGEAR Nighthawk AX12 RAX120-100JPS 4 ○ USB端子x2
メーカー 型番 ビームフォーミング MU-MIMO 4K通信対応 中継機能
NETGEAR Nighthawk AX4 RAX40-100JPS ○ ○ ○
ASUS RT-AX88U ○ ○ ○
NETGEAR Nighthawk AX8 RAX80-100JPS ○ ○ ○
ASUS ROG Rapture GT-AX11000 ○ ○ ○
NETGEAR Nighthawk AX12 RAX120-100JPS ○ ○ ○

その他機能の名称と効果については端折って簡単に説明させていただきたいと思います。

IPv6・・・安定した回線速度の維持とセキュリティアップ

NAS・・・ルーター機器にUSBメモリやHDDなどを接続してNAS(ネットワーク上でHDD)として利用できる機能です。

メッシュWi-Fi・・・ルーターにかかる集中負荷を分散します。

ビームフォーミング・・・狙った端末に電波を集中的に発射することで通信を安定化させます。

MU-MIMO・・・複数台同時に接続しても通信速度が低減しないようになります。

4K通信対応・・・高解像度の通信にも対応しています。

中継機能・・・親機とつなげることで中継ルーターとして役割をすることが可能になります。

 

もう少し安い値段で性能を保持したい場合にオススメしたい無線ルーター

 

価格コムさんで現時点の売れ筋ランキングの上位は以下となっているようでした。

1位・・・AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4/¥3980

2位・・・Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3/¥12380

3位・・・Aterm WG1200CR PA-WG1200CR/¥3552

4位・・・AirStation WSR-2533DHP2-CB/¥8700

値段と性能から見ても1位と3位、2位と4位が同等のスペックになっているようで2つのメーカーで悩む形になりそうです。

スペックを比較してみると、

BUFFALO AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4 9台 866 Mbps 300 Mbps 2
NEC Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3 18台 1733 Mbps 800 Mbps 4
NEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CR 10台 867 Mbps 300 Mbps 2
BUFFALO AirStation WSR-2533DHP2-CB 18台 1733 Mbps 800 Mbps 4
メーカー 型番 有線LAN(HUB)ポート数 IPv6
NETGEAR Nighthawk AX4 RAX40-100JPS 4 ○
ASUS RT-AX88U 8 ○
NETGEAR Nighthawk AX8 RAX80-100JPS 5 ○
ASUS ROG Rapture GT-AX11000 4 –
NETGEAR Nighthawk AX12 RAX120-100JPS 4 ○
BUFFALO AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4 4 –
NEC Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3 4 ○
NEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CR 1 –
BUFFALO AirStation WSR-2533DHP2-CB 4 ○
メーカー 型番 ビームフォーミング MU-MIMO 4K通信対応 中継機能
NETGEAR Nighthawk AX4 RAX40-100JPS ○ ○ ○
ASUS RT-AX88U ○ ○ ○
NETGEAR Nighthawk AX8 RAX80-100JPS ○ ○ ○
ASUS ROG Rapture GT-AX11000 ○ ○ ○
NETGEAR Nighthawk AX12 RAX120-100JPS ○ ○ ○
BUFFALO AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4 ○ – – ○
NEC Aterm WG2600HP3 PA-WG2600HP3 ○ ○(3台) – ○
NEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CR ○ – – ○
BUFFALO AirStation WSR-2533DHP2-CB ○ ○(4台) ○ ○

ここで注意しなければいけないのは、AirStation HighPower Giga WHR-1166DHP4は有線接続の通信速度は100mbpsまでとなっていて、他の機種は1000mbpsとなっています。

価格と性能から比較した上であれば今の時代では1000mbpsに対応していないと割と遅く感じてしまう方もいるかと思いますので、値段最優先で性能を保持するのであれば、3位のNEC Aterm WG1200CR PA-WG1200CRが私であればオススメしたいです。

ただし、値段相当なので、IPv6には対応していませんし、無線の転送速度もかなり低いものとなっているので注意が必要です。

性能が高くなおかつ少し高い値段が出せるようであれば、2位と4位の2つから選択することになると思いますが、

私は、MU-MIMOの接続台数と4K通信に対応している、BUFFALO AirStation WSR-2533DHP2-CBをオススメします。

どちらも高額な無線ルーターなので、IPv6にも対応しており、転送速度もかなり高い数字となっています。

投稿させていただくにあたり、誤記載に十分注意しておりますが万が一の為、ご購入される場合には一度購入対象の性能や価格帯等をご自分でお調べいただけますよう宜しくお願い致します。