RAW現像/写真編集向けパソコンまとめ

そもそもRAW現像って?
一眼やデジカメで撮影したデータはRAWというファイル形式で保存されてデータ化されているのですが、
カメラで捉えた色調や光調などのデータをパソコンで編集することです。

より絶好のシャッターチャンスで撮影した画像をより編集して魅力的な画像を楽しみたい方に是非おすすめです。

RAW現像のパソコンスペックで気をつけること

1.メモリ容量を確保する!

RAW現像や画像編集はかなりの容量のメモリを消費するので第一にメモリの容量を大きめに確保しましょう。
圧縮画像などであれば圧縮された分データを高速で読み込みやすいのですが、高画質の生データを読み込むため
メモリが足りないと編集中にかなり動作が遅くなってしまいます。
ゲームパソコンであれば8GB程度あれば足りなくなることはまず無いと思いますが、
RAW編集の場合は、16GB以上搭載しているパソコンをオススメします。
ご予算に余裕がある場合は24GB~32GB程度あれば安心かと思います。

2.グラボはQuadro!

ゲームパソコンで有名なGeForce GTXはお聞きになった方も多いかもしれませんが、
画像編集などをする場合は、Quadroをオススメしています。

*~GeForceとQuadroの違い~*
もちろんGeForceでも画像編集は可能であり、quadroでもゲームプレイは可能です。が、不具合や動作が不安定な場合があります。
GeForce・Radeon はDirectX向けに特化及び安定した製品
Quadro・FireGLはOpenGL向けに特化及び安定した製品
となっている為、それぞれ使用頻度が多い場面に対してグラボをお選びする必要があります。

1.色深度の違い
GeForce→RGB 各色8ビットのカラー出力に対応(約1677万色)
Quadro →RGB 各色10ビットのカラー出力に対応(約10億6433万色)
2.頂点を選択・編集できない。
Geforceで使用しようとした場合です。
3.特定の機能が機能しない。
4.ソフト自体が起動しない。

など最悪の場合起動すらしない不具合が生じる場合があるので、本格的に安定した動作で快適な環境で編集する場合はQuadroをオススメ致します。

3.CPUはコア数と周波数に注目!
ゲームであれば使用されるコア数が2コア程度しか使用されないためi5でも十分快適な動作環境が組めますがRAWなどマルチ環境が多い作業の場合は、
i7などのコア数が多いCPUの方が円滑に作業することが可能です。
またその際に、周波数にも着目して選ぶようにしましょう。
周波数がわからない場合は店員さんなどに聞いたりCPUの型番をブラウザで検索していただくと表示されるかと思います。
この周波数の数字が動作環境の快適さに大きく影響してきます。