CPUとGPUのボトルネックによる損失割合
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CPUとGPUのボトルネックによる損失割合

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オンラインゲームではGPUの負荷が大きく高画質、高解像度になればなるほど高い性能が求められます。

2020年の時点でも4K解像度で最高画質で60FPSを全てのゲームタイトルで出し切ることは出来ていません。

CPUとGPUの予算を選ぶ際にGPUの性能を著しく高くしたとしても、CPUの性能が大きく低かった場合には、GPUの本来発揮できる性能が出しきれず燻ってしまいます。

逆の場合も同じで、CPUの性能が著しく高かったとしてもGPUの性能が大きく低かった場合には、GPUの使用機会が少ない環境での編集作業や生活レベルのスペックとしては十分なパフォーマンスを発揮できますが、描写負荷の大きいゲームをするにはカクついてしまいます。

新品でパソコンを購入する場合には、新世代のパーツが使われていることが多いですが、既存のPCにアップグレードをしたり、中古パソコンの場合にはCPU・GPUどちらに予算を使ったほうがパフォーマンスが出るのか、または少しの予算で性能が向上するのはどちらか?

これを把握することで自分が今使っているパソコンを本当に手放すべきなのか?の指標の1つになるかもしれません。

今回はオンラインゲームのベンチマークを基にCPUとGPUのバランスを考察してみたいと思います。

あくまでDirectXベースなのでnVIDIAのGPUのみとしています。

ベンチマークスコアの結果はドライバー以外の要素や、ビデオカードの型番によってクロックが異なったり様々な要因でスコアの上下変動が多いです。

 

i7-920~i7-9700K

i7-9700K i7-920 i7-2700K i7-3770K i7-4790K i7-6700 i7-6800K i7-7700K i7-8700K
GTX660 4939 4751 4884 4884 4911 4914 4939
GTX670 6640 6957 6431 6684 6758 6582 6809 6590
GTX680 7656 7580 7791 7849 7856 7914 7805
GTX690 12496 11261 12008 12369
GTX760 6020 6103 6151 6236
GTX770 7769 7530 7333 7808 7762 7772
GTX780Ti 11583 10575 10169 11342 10845 10980 11359 11638
GTX960 6943 6662 7050 7093
GTX970 11251 11103 11301
GTX980 11396 11801 12019 11820 12219 12714 12697
GTX980Ti 16400 12511 13122 14675 12998 13043 14409 16166
GTX1050Ti 7590 7637 7707
GTX1060 12578 11092 11636 11885 11525 11129 12190 11674
GTX1070 16003 12538 13013 14703 12634 13439 14044 15674
GTX1070Ti 16641 16596
GTX1080 17614 13186 13944 15012 13652 14179 15296 17653
GTX1080Ti 19107 11502 16627 18531
RTX2060 15682
RTX2080Ti 22523
GTX1650
GTX1660Ti

まだベンチマークを測定している最中なので結果が途中になってしまっていますが、ここまでの段階でGTX660~GTX1060までのスコアは軒並みどの世代のCPUを使用してもベンチマークスコアに大きな差が出ることはありません。

しかし、GPUの性能がGTX980TiやGTX1070以上の性能になった途端にスコアが大きく違ってきているのが分かるかと思います。

現行のPCゲームタイトル全般(動作検証テストを基に判断)をFHD+高画質で遊ぶ際に必要とされるスペックはFF14 紅蓮のリベレーターベンチマークスコアで言えば12000~13000程度で13000程度あればある程度余裕を持って対応することが可能になってきます。

従って、その程度のゲームプレイであればCPUがだいぶ前にリリースされたモデルでも、GTX980TiやGTX1070をはじめとするGTX1070TiやGTX1080程度の性能が搭載されていれば、i7-9700K+GTX1060の性能と遜色ない動作が見込めます。

GTX10XXシリーズは現在生産が終了しており市場に出ている分しか無いため、現行のモデルで言うと、

GTX1660TiやGTX1660SUPER等が候補に上がってきます。

騙し騙し使う程度で十分な様であればまだまだ2世代でも満足に対応できる環境にあるので本当にやり込むゲームの要求スペックを満たさなくなった際に新調するのがベストかもしれません。

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